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  since : 1996年07月
  update: 2008年12月01日
  access
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    案件名                                           1999/07/05 配信
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    実印は、真実の印鑑なのか
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    患者名   ハンドルなし              担当医   Yellow 先生        
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    ●患者問診より●

    自分自身困っていることがあり、もし可能でしたら御返事いただけたら
    非常に有難いことがあり、勝手なこととわかっていながらメールさせて
    いただきたいのですが。
    その、困っていることというのが、実は自分自身が大学1年生の終わり頃
    にある人(仮にK氏とします)に誘われて、家庭教師の派遣会社(仮にA
    社とします)の設立、運営にたずさわった時期が1年ほどあるのですが、
    中身はただの教材販売会社で、家庭教師を派遣する際に長期的な教材を
    信販会社を間にかませて売り、その教材代で収益を上げるというもので
    、当時の私は高額な教材を売る事に悩みながらも、何か変わったことが
    したくその人についていきました。
    そして、そのA社は売った教材代の中から教材を作っている出版社に約半
    分のマージンを抜かれてA社の収益としていたのですが、約半年後、その
    、マージン比率を変えるためにマージン比率の低い出版社(仮にB社とし
    ます)と契約をして、以前の出版社とは手を切ったのですが、その際Kは
    僕の実印を勝手に使い契約していたようだったのです(当時私はKと一緒
    のマンションで生活していたため簡単に1時的に私の実印を持ち出すこと
    ができた。)
    そして、僕はそんなことも知らずにいたのでしたが、その半年後、それ
    までのそのK氏のやり方に嫌気がつきそのA社を辞めました。そしてその
    際、有限会社上の取締役という立場も司法書士に頼んで抜けました。
   そして、その1年後、僕はその家庭教師派遣時代にKからの入れ知恵をも
    とにやってしまったことで検察庁に呼ばれ、その後起訴猶予処分を受け
    たのですが、その直後私はその人に絶縁状を出しました。
    つい最近、その家庭教師派遣時代にアルバイトで来ていた人間(A社を辞
    めてからもよく連絡をとっていた、仮にW氏とします)からあること告げ
    られました。
    その彼は自分達が新たに契約したB社に1ヶ月前に就職したらしいのです
    が、そこでA社は去年の秋に潰れていたこと、そして、Kは行方をくらま
    しているということを聞かされたということでした。
    そして、家庭教師派遣先の家庭から沢山の苦情がその出版社に寄せられ
    ているとのことでした。B社の社長はA社はB社にとっての汚点として残る
    だろうということを言ったそうです。
    そして、A社が売った教材は、販売後、家庭教師派遣のための教材でなく
    教材を売るための教材であると判断された場合、その教材を販売した会
    社が販売代金を返還しなければならないと言うことが法律上規定されて
    いるらしく、それでKも逃げているらしいのです。
   自分がA社にいた1年間で売上は約1億、その以後2年半で売上が恐らく1億
    程度であろうと思われ計約2億の債務が発生する可能性があり、その担保
    を取るために今、B社の中でも債権回収をしている人間(かなりやばい人
    達のようです)がK氏を追っていると聞きました。
    そして、Kが見つからない場合その自分が知らないところでなされた契約
    書に自分の実印が押され、その保証人となっているがばかりに自分の所
    に債権の担保を取りにくるそうです。(早ければあと1ヶ月後ぐらいから
    )
   ただ、Kはその契約書の実印を押すところにその人間の署名がいる部分に
    K自身が私の署名を書いているらしく、その点だけは筆跡鑑定をすればわ
    かります。
  この場合、自分はこの債務を背負うことになるのでしょうか。ただの印
    鑑ではなく実印であるため、その印鑑が押されていることで自分自身の
    署名と同じ効力が生じるのでどうしても激裏さんのコメントをお聞きし
    たく、メールしました。
   ながながとした文章となってしまったことをお許しください。



    ●担当医所見●     Yellow  先生

    不明点

    1.この方は当時そのA社で取締役だったか。
    2.B出版社との契約の内容
   保証人と後段であるので金銭消費貸借契約か。
    3.検察庁に呼ばれた罪状
    4.A社の販売代金返還義務
    5.何故B社がS社のK氏を追いかけるのか

    全般的に話がよくわかりません。
    まずB出版社との契約内容は何だったのか。
    A社の販売代金返還義務は既に裁判で決定されたものなのでしょうか。

    まずは、弁護士に相談する事を、おすすめします。もしわたしが、あな
    たの立場にたてば、以下のような状況分析を行うでしょう。
    想像してみますね。

    A社は一般個人に対して教材販売をしていたが、訴訟の上、返還義務を決
    定された。同時にA社の元であるB社も同時に訴えられ、その義務を一緒
    に履行していくことが判決で出ている。

    もしくは、A社はB社に支払う金を支払わずにK氏が持ち逃げしたか。

    いずれにせよ、A社は債務を負い、K氏が破産等の手続きをしていない
    ので、この方に債務履行の義務が発生しそうというこ
    となのでしょうか?

    結論

    B出版社に対してA社が債務があって、その債務の連帯保証人の立場にな
    っているのであれば、支払義務が発生するでしょう。

    しかしながら、その契約自体の違法性を立証することが出来れば、当然
    義務は生じないでしょうが、どうも事はそれほど簡単でもないような気
    がします。

    全体像が見えないのでこれ以上のことは分かりません。
   でも簡単に言えば、最悪の場合は債務の問題であれば自己破産してしま
    えばいいので、そんなに深刻になることもないのではないでしょうか。
    この方に財産がなければ、同時廃止で費用も数万円で済むでしょうし。

    メールでは限界があるでしょうけれど、もう少し情報が欲しいですね。 



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