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  since : 1996年07月
  update: 2008年12月01日
  access
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    案件名                                           2000/01/14 配信
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    M$やってくれたな
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    患者名   さるきど      担当医   BlackLotus  先生    busuko  先生
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    ●患者問診より●

    こんにちは会員のさるきどです。情報提供させていただきます。

    マイクロソフトのサポートセンタに電話して、メールソフト
    「OutlookExpress4.5」から「OutlookExpress5」にアップグレードする
    時に、データを移植することができなかったので、方法を伺いました。
    すると、すべてのデータが消えてしまいました(実際は消えていなかっ
    た)

    「どうしてくれるんですか。もう、4.5のデータは戻らないんですか。」

    「申し訳ありません。5に移したら修復することができないんです。」

    1800通ものデータが一瞬の内に消え去ったことに血の涙を流しました。
    ぼくは、3日後、記憶量の少ない「iBook」のアプリケーションを整理す
    るため、いろんな物を捨てました。その中に、いまはもう無と化した
    「OutlookExpress4.5」もありました。ですが、どうにかしたいという
    気持ちが冷めませんでしたので、マイクロソフト本社に封書で手紙を送
    りました。天下のマイクロソフトだったらなんとかなるだろうという思
    いを込めて。

  すると、後日電話がかかってきました。

    「なんとかしたいので、PC本体を送っていただきたい」

  と。そのときは、心に希望の光が見えました。しかし、数日後、
    「やはり復旧はできません。保証もできません。」

    などといい、こちらの非を追求し出したのです。慇懃にして、無礼な口
    調で。保証をしなくてもいいように、約款か何かに書いてあるそうです
    ぼくは、悔しさと自分の無力さに、唇を噛みました。確かに、法律上で
    は、裁判では、ぼくは負けるかも知れません。だからといって、あの態
    度はないと思うのです。大事なデータが消えた、しかも、意見の食い違
    いの可能性が会ったかも知れないとは言え、責任の一端はマイクロソフ
    ト側にあるにも関わらず。

    こんな仕打ちを受けたぼくは、無力ですが、なんとか一矢報いたいと考
    えております。弱者の味方、激裏さん。そして、激裏メンバーのみなさ
    ん。担当者の吉川をはじめ、マイクロソフトに一泡蒸かしぼくが慰撫さ
    れる方法はないでしょうか。よろしくおねがいします。



    ●担当医所見●     BlackLotus  先生

    まずは貴重なデータのお悔やみ申し上げます。

    結論から申し上げますと、このケースはどうにもなりません。世の中に
    流通するソフトウエア製品は、全ての物がと言って良いほど


  「不完全な」製品


    なのです。

    良い機会ですので、もう一度「使用許諾契約書」(ライセンス)の内容
    を確認してみましょう。手元にある某○S社の物から抜粋いたします。

    −−−−−−−−−−−−−−以下抜粋−−−−−−−−−−−−−−

    7.無保証
    本ソフトウェア製品は、何等保証もない現状有姿のままで提供されるも
    のです。お客様による本ソフトウェア製品のいかなる使用についても、
    そのリスクはお客様が負うもので、マ○クロ●フトは責任を負うもので
    はありません。□イク■ソ△トとおよびその供給者は、商品性、および
    特定目的に対する適合性、権利侵害の不存在その他について明示である
    と黙示であるとを問わず、一切保証をするものではありません。

    8.責任の制限
    マイ▲ロソフ○およびその供給者は、本ソフトウェア製品の使用または
    使用不能から生じる一切の損害(逸失利益、事業の中断、事業情報の喪
    失またはその他の金銭的損失を含みますがこれらに限定されません)に
    関して一切責任を負いません。たとえ、マイクロソフトがこのような損
    害の可能性について知らされていた場合でも同様です。

    −−−−−−−−−−−−−−ここまで−−−−−−−−−−−−−−

    これはインターネット関連の追加コンポーネントに付属するライセンス
    の中に記載されています。

    今回原因となったOutlookExpress(以下OEと略)もこのライセンスのソ
    フトウエアと同様のOSに機能を追加する目的のソフトウエアです。内容
    を簡単に解説すると、

    「このソフトを気に入ったら使ってもいいよ。でも、なんかバグが出て
    も必ず修正するとは限らないし、口ではいえないような自体が起きても
    使ってる人の責任だからね」

    「運悪く何かあったときも、うちは責任を取らないよ。仮にバグレポー
    トもらって、起こりえることをうちが知ってっても責任は取らないよ」

    と書いてある訳です。

    OEやInternetExprolerなどは金銭的対価を払わなくても、タダで利用で
    きる製品です。仕方ないかな・・・なんて思うのはありますが、驚くべ
    きことに金を払って購入しているOS本体にも、同様の内容が記載されて
    います。

    MX社に限らず、現在流通しているソフトウエアは、無保証が原則なので
    す。ウインドウズアプリケーションを、ネイティブなC言語やアセンブラ
    等で書かれた経験のある方はご存知だと思いますが、現在ソフトウエア
    は肥大化し、複雑化の一途を歩んでいます。「バグは残る」のが前提な
    のです。ただし、これは大きな問題をはらんでもいます。同じ複雑な機
    構をもつCPUなどは工業製品であるがゆえ、こういった不具合は許されま
    せん。ですがソフトウエアはそれが許されているのです。MX社などは非
    常に大きなシェアを持ち、社会的に高い責任を負っているわけですので
    (ある意味ライフラインに準ずるのですから)それなりの責任は取って
    ほしいものですね。
    業界のあり方を考えなければならない問題であると思われます。

    表立っての報復や、係争は事実上不可能です。もし、それでも一矢とお
    考えでしたら、製品不購買運動などの方法を取られるか、徹底的にイリ
    ーガルな方法を取るしかないですね。

    ご希望に添えなくて申し訳ないです。



    ●担当医所見●     busuko  先生

    んんんんんんんんん、はっきり申し上げます。データの損失・遺失に関
    しての保証復旧などは各ソフトメーカーどこでも一緒ですが絶対にして
    くれません。なぜなら、アップグレード及び再インストールするときに
    は必ずバックアップを取るように説明されているし、データ等の損失に
    は、一切責任を負わないように但し書きがしてあるはずです。ですから
    あの悪名高き天下のマイクロソフトが保証などしてくれるはずもありま
    せん。

    後日電話がかかってきました。
    「なんとかしたいので、PC本体を送っていただきたい」

    逆にこんな事を言ってくれる担当者をほめてあげるべきだと思うのです
    が。

    力になれずごめんなさい。これをいい機会にバックアップを常に行って
    下さい。



    ●つっこみ●     足軽  先生

    以前、似たことがありましたので、要らぬ節介かも知れませんが少し・
    ・。

    この場合、確かに下逸以下に責任はありませんので、その点に、ついて
    はどうしようもありませんね。しかし、失ったモノは取り返すに越した
    ことはないわけであって。本文を見ると、データを移植することができ
    なかった、とありますが、OE4のメールフォルダファイルをコンバートで
    きなかった、という事なんでしょうか。OE5は


    C:\Program Files\Internet Mail and News\Username\


    内に、*.dbxというファイルで、ローカルフォルダを作って管理している
    わけですが、その中身はローカルフォルダに保存しているメールを片っ
    端から継ぎ足していってるだけのファイルです。
    内部は一部、バイナリーですが、事実上MIMEエンコードされたテキスト
    なので、デコードすれば元通りに読めます。2バイト文字以外は、エンコ
    ードされていないので、デコードしなくてもよめますね。コンバートは
    できなくても、変な圧縮などを施していないのであれば、フォルダ用の
    ファイルとして、一部壊れていようが、コンバートできなかろうがこれ
    で読むことは出来るはずです。

    本文を読むと、実際にはファイルは消えていなかったんだけど、HDDに
    OE4.5はもうない、とありますが、それが正確に何を意味しているのかよ
    くわかりませんでしたが、アップデート後に消したのであれば、
    NortonUtility4で、これらの(以前のOE4のローカルフォルダのファイル
    を)サルベージ出来るんじゃないでしょうかね。断片としてでもサルベ
    ージ出来れば、無理矢理デコードすれば読むことは可能になりますよ。
    出来た分はですが。

    完全な形での復旧は難しいとは思いますし、送付ファイルなどがバイナ
    リ→MIMEであったりすると、一部欠けると、もう修復できないのですが
    たとえばエロサイトのPASSなどなら部分的に修復できる事はあります。
    どの程度まで修復できるかは、その後HDDにどれだけ干渉したか、ってこ
    とにかかるでしょうね。つまり、デフラグとかしたらマズイということ
    などですが、OE5を入れたときには、まだ残っていたのであって、その後
    消したのであれば、断片であっても修復できるのではないでしょうか。

    下逸の手下がおてあげといってきて、逆ギレしたとはありますが、いく
    らなんでも、他人のHDDをあさったりはしなかった筈です。
    消えたメールに、どの程度の重要度があったのかは知りませんが、お金
    がかかっているなら、やってみる価値はあるかもしれません。
    相談の目的が復讐に向いているのなら、意味のないコメントになりまし
    たが。


    余談ですが、ACCS関連の騒動では、常に一枚かんでいるM$に、違法コ
    ピーやらなんやらで、憂さ晴らしってのは止めた方がいっすよ。



    ●つっこみ●     平成 ルパン  先生

    解決方法は(もう解決したのかな)

    まず「OutlookExpress4.5」を、もう一度インストールをします。
    すると、あらまっ。元のデータがあるじゃありませんか・・・
    ・・・ってことです。そのデータを保存して「OutlookExpress5」
    をインストールをすればOKです。

    これでだめなら絶対に回復不可能です。
    だいたいこれでOKなんですけどね。



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