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  since : 1996年07月
  update: 2008年12月01日
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    案件名                                           2000/07/16 配信
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    海外で生活したい
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    患者名 ペットボルト 担当医 mica  先生
                            綾小路セバスチャン空怪フォン秀麻呂  先生
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    ●患者問診より●

    みなさんの投稿を、いつも楽しく拝見させて頂いてます。
    早速ですが、私は海外で一生を終えたいと思っています。物価の高い日
    本でたいした贅沢もできずにいるより、物価の安い香港やフィリピンで
    思い切り贅沢な暮らしをしてみたいのです。そこで、博識な激裏会員の
    みなさまにお知恵を授けて頂きたいのです。

    1.1000万のお金で、どの国でどんな生活ができるのか

    2.その国の永住権を取得するにはどうすればいいのか

    3.その国で、日本人は受け入れられるのか

    くだらない質問で申し訳ありません。
    どうか、よろしくお願い致します。



    ●担当医所見●     mica  先生

    1000万円の資金で、一生働かず、贅沢して暮らすのはどんな発展途上国
    でも難しいと思います。

    というのも、物価が安いアジアや南米でも贅沢品(一流の住居、ホテル
    食事など)はやはり高いのです。現地の庶民が一生ムリなものが、日本
    人の価値観、物価の感覚なら1年に1回は可能とかそういうレベルです。
    ず〜〜〜と働かずして生活するのでしたら、それなりの庶民レベルなら
    可能かとも思われますが。


    >物価の高い日本でたいした贅沢もできずにいるより、物価の安い香港や
    >フィリピンで思い切り贅沢な暮らしをしてみたいのです。


    とありますが、香港は物価高いですよ。家賃なんか東京並です。
    チップの根付いてる国だし、結構なんやかんやとかかります。


    で、フィリピンですが、政府が1985年から「50歳以上の退職外国人」の
    永住受け入れを行っています。条件は、5万ドル(日本円で200万という
    話もありますが)を、政府指定の銀行に預けるという条件。もちろん過
    去に重大な犯罪歴があるとか、禁治産者であるとかなら話は変わってき
    ますが、まあ普通はOKでしょう。そうする事により「退職者ビザ」とい
    うのがもらえ、本人&配偶者&子供1人の永住権が認められます。
    確かに物価は安いし、マニラなどからは遠くなりますが、一軒家も100万
    円位で買えるのでは。現役を引退した日本の老夫婦など、現地で悠々自
    適な生活を送っておられる方もおられるようです。

    資金がおありになるようですので、永住という高いハードルを構える前
    にまず、興味のある国へ長期滞在してみてはどうですか。よく、○クザ
    さんが「高飛び」目的でフィリピンやマニラなどに逃げるという話を聞
    きますね。しかし、身も知らぬ土地、わからない言葉の中で生活するの
    は、○クザさんでさえ、辛いらしく、しきりに日本へ連絡を取ったりす
    るそうです。(そっから足がつく)

    日本人の受け入れられ方は、あなた次第という所が大きいと思います。
    私の乏しい経験上だけですが、「バカにされてる度」は強いでしょうが
    中国人やロシア人ほどは嫌われてはいないと思います。
    親日的なのは、台湾、ベトナム、トルコ、ネパール、ミャンマー・・・
    などでしょうか。



    ●担当医所見●     綾小路セバスチャン空怪フォン秀麻呂  先生

    大変結構な事でございますね。愚僧も余生は東南アジアで静かな修行に
    捧げたいと考えている一人でございます。但し、香港は無謀でございま
    す。決して物価が安いとは思えませんし、フィリピンも地域によっては
    住み易いところではございません。
    それに致しましても、大胆にも思いつきだけで「貧乏な国で贅沢な暮ら
    しをしたい」という豪快な「ペットボトル」さんのお考えに御仏の功徳
    が授かりますようにお祈り致します。


    >1.1000万のお金で、どの国でどんな生活ができるのか


    為替レートと生活物価指数を現地通貨で換算すれば1000万円の貨幣価値
    が算出できると存じます。これが難しいと思われるので有れば、概算の
    算出法として「修行価格相対比率法」という激裏菩薩教の秘典をお教え
    致します。この公式は


    (自国修行価格÷原住民修行価格)×自国通貨=現地通貨価値


    でございます。
    例えばタイランドの場合ですと、
    <前提値:日本のポピュラー修行をピンサロとしその修行価格を
    平均10000円、為替レート1BT=\3、換算金額1000万円と仮定>


    バンコク:10000円÷3000円(1000BT)×1000万円=3333万円
    チェンマイ:10000円÷1500円(500BT)×1000万円=6666万円


    となりますが、地域格差や物価価値の相違がございますので同じタイラ
    ンドでもチェンマイでは一軒家が50万円ほどで建ちますが、バンコク市
    内ですとマンションでも500万円以上します。そこで、修行需要度数を加
    えます。これは生活経済市場に於ける現地修行価格の相対比率を百分率
    で表した数値でございます。タイランド北部、中国内陸部、ミヤンマー
    など、外資参入率が少ない地域や宗教上の理由で修行が制限されている
    国などでは修行需要が不安定な為に現地修行価格が不透明なことから考
    え出された係数でございます。
    これを考慮致しますと


    バンコク:3333万円×85%=2833万円
    チェンマイ:6666万円×110%=7332万円


    となります。
    バンコクとチェンマイの所得格差が約2.5倍あるという現状を勘案致しま
    しても、この数値が正しいことが証明されております。
    この数値が日本円の現地での通貨価値でございます。

    さて、この数値を基に「どのような生活が出来るか」という問いにお答
    え致しましょう。

    現状の日本の最低生活費が月間20万円とした場合バンコクでは
    2833万円÷20万円=141ヶ月=11年9ヶ月生活が出来ます。同様にチェン
    マイでは30年6ヶ月です。これは日本と同様の生活形態を維持した場合で
    すが、もっと修行に精進したり、逆に質素に生活したりすれば、滞在期
    間に変動が生じることは言うまでもございません。
    激裏菩薩教の信者になり、修行記を余すところ無く勉強しながら選定国
    を定め、御仏の公式を用いれば疑問は自ずと晴れるはずでございます。


    >2.その国の永住権を取得するにはどうすればいいのか


    多くの国では永住権を得るには手続きが複雑で費用も嵩みますので通常
    は「投資家ヴィザ」を取って長期滞在するか、「マルチヴィザ」を取っ
    て、期限前に第三国へ出国して再入国するという方法を繰り返していれ
    ば永久に滞在できます。
    但し、厳密には就労権付きのヴィザでなければ合法に生活費を稼ぐ手段
    がありませんから違法就労として検挙される恐れがあります。フィリピ
    ンなどでは年金受給者を対象に政策的な老齢日本人受け入れプログラム
    がございますが、これは永住権を取得できますがフィリピン政府に無駄
    金を搾取されるだけで、大したメリットはございません。
    「無知は貧乏を生む」という典型でございますね。そもそも日本人にと
    って外国永住権のメリットなど何もないのでございます。


    >3.その国で、日本人は受け入れられるのか


    愚僧の経験では韓国、中国、台湾の一部を除きますと東南アジア諸国の
    全ては日本人大歓迎のモテモテ状態でございます。同時にボッタクリ被
    害も多発しておりますのでご注意下さい。



    ●つっこみ●    花野  先生

    こんにちは。会員の花野と申します。私ごとではございますがお役にた
    てればと思いつっこみさせていただきます。

    私、現在21歳ですが初めて海外に出たのが19歳になったばっかりの12月
    その時は約8ヶ月旅をし、帰国。その後又日本を出て5ヶ月ほど旅をし帰
    ってきました。地域はアジア、中東、アフリカです。
    その時の経験と旅先で出会った旅人の話を総合すると、1000万円の金額
    から考えてずばり「エジプト」なんかはいかがでしょうか。

    まず1.のどの様な生活ができるかという事ですが、これは物価の超安い
    エジプトでも一生豪勢な生活はむりでしょう。普通のくらしをすれば20
    年は大丈夫です。なにが普通なのか。といわれても困るのですが一般人
    よりは良いくらしが出来ます。

    2.の永住権の問題ですが、エジプトは私の居た1998年当時の話ですが、
    永住権を取る必要はまったくありませんでした。なんと超簡単にVISAの
    延長が出来ました。その当時会った人で延長を繰り返し8年ぐらい住んで
    る人がいました。まだ居てると思います。実際に私も延長した事がある
    のですが最初にもらった1ヶ月の観光VISAを簡単にその1ヶ月を含めてト
    −タル6ヶ月に延長する事が出来ました。確か2000円ぐらいで書類をちょ
    っと書いただけです。彼によるとこれを繰り返すだけだそうです。
    そのうち1年単位の延長になる様です。この話は1998年当時の話ですが、
    今もまず問題なく出来るとおもいます。ただしVISAに関しては東京のエ
    ジプト大使館に聞いても彼らは平気で嘘をつきますので聞くだけむだで
    す。それならアフリカ中東専門の旅行会社の方がよっぽどましです。


    3.の日本人は受け入れられるか。という事ですが、まあまあとだけ答え
    ておきましょう。


    後、治安ですが日本では中東地域はよくテロが起きるので治安がすごく
    悪いイメ−ジがありますが、全然問題無かったですよ。深夜3時4時によ
    く外出してましたから。多分今も大丈夫でしょう。後外務省の海外安全
    センターに治安情勢について聞いても聞くだけ無駄です。



    ●つっこみ●     A  先生 

    正直言って感覚が甘いとしかいいようがありません。大変失礼とは存じ
    ますがこれが50年前なら可能だったかも知れませんが、これだけ世界経
    済がつながりを持ち、先進国が殆ど全てスタンダ−ド・オブ・ザ・ワ−
    ルドになりつつある現代では、ましてや1000万円程度の資金で外国で悠
    々と暮らすことなど出来る訳がありません。そのまま、海外で資金を稼
    いだ上で日本国内で静かに暮らす方がよっぽど良いのではないでしょう
    か。

    なにより資金だけで海外に出様とすれば様々な障害にブチ当たります。
    まず、出てくるのが言葉の問題。私はこの激裏にて再三発言しておりま
    すがまさに必要最低限英語は完璧に近いまでの語学力として備わってい
    る必要があります。というのは各国当然母国語を持っておりますが、第
    二の言語として英語を理解できる様に教育されております。
    その関係で英語であれば実生活に支障のない生活が送れますが、それで
    も意思の疎通の問題などはかなりあるそうです。間違っても日本語が共
    通語の一部にでもなっている国はありません。(日本以外で)


    もし、何かあったときあなたは一体どうしますか。
    一般には以下のことが考えられます。


    様々な食生活を含んだ実生活での病気が発生した場合。本当にローカル
    な病院でなければかろうじて英語は通じるはずです。それもかなりなま
    りが強い形で。


    事件や盗難に巻き込まれた場合。警察に行かなければなりませんが、こ
    れも本部にすら英語でも難しいところも場所によってあるでしょう。
    ましてや、刑務所に無罪の罪で投獄されてしまったら、言葉も通じずに
    終ります。


    住民の意思の疎通が出来なければ、いざと言うときにだれも救ってくれ
    ません。


    ここまで、厳しいことを言っておいて最後に私の良いと思える手段をお
    教えしましょう。非常にけったるいと感じるでしょうが、ここは我慢し
    て。一度観光VISAなりコネがあれば就労VISAなりを取得してアメリカに
    住んでみてはいかがでしょうか。NYのマンハッタン島が一番良いと思わ
    れますが、ロスでも良いでしょう。

    というのは、私が行ってきた感想で。物価が高いのはやむを得ないでし
    ょう。(それでも、日本の80〜90%位の値段です。いかに日本の物価が
    高いか痛感させられます)一番のメリットとして、現在非常に景気が良
    いので治安が非常によい事。行って驚きましたが、夜中の3時4時に歩け
    るのです。何処から襲われるか分からないといった不安もありましたが
    要は立ち止まらねば良いのです。これが、日本人にとって一番の救いで
    しょう。NYのみで日本人のみで千を越す人口がある為、かならず日本人
    に会えます。海外に出ていってここまで日本人が多い国も珍しいでしょ
    う。ということは、いざというとき(トラブルがあったとき)多少の障
    害はありますが語学力が完璧でなくとも、何とか現地日本人に通訳して
    もらい、意思を伝えることが可能になるイコール日本語でも最低限のこ
    とは何とかなる。これが、最大のメリットです。

    さらにマンハッタン島には、多数の日本企業が進出しており、現地で英
    語が出来なくても就職の可能性もあり、さらに何かあったときの駆け込
    み寺になる。そして、嫌が応にも英語力を要求される建前英会話力が身
    につく。

    というわけで、まず、NYなどに行ってみることが私のお薦めです。
    観光で一度行ってみてからでも良いではないですか。



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