案件名 2000/07/29 配信
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ウベカリシ利益の請求
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患者名 ハンドルなし 担当医 Yellow 先生
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●患者問診より●
企業および生活の存亡の危機に立たされています。
適切なご指導をお願いします。
記
当社の商売は 貴金属の卸し業です。
今年2月中旬 。一部上々の会社(A)ヘ仕入れ代金の先付け小切手の1回目
の不渡り(175万円) を出しました。その会社の商品の仕入れが当社に
締める割合は約95%です。
当社の再建の条件として、当社の売り上げの80%を占める 優良企業(B)
を仕入れ先に移管することが条件でした。
当社からの(C)に対する月商は350万平均で、粗利は約30%です。
C社移管にあたりA社の営業部長はB社の売り上げに対してA社の経費を差
し引きリベートを支払う。との口頭で約束しました。A社は買掛債権300
万の棚上げと別枠150万の信用限度を当社に対して認めてくれました。
4月にB社を移管し、今月まで再三リベートの計算を部長に要求したとこ
ろ、リベートは5%で300万の債権から差し引くとのこと。従来120万の粗
利を確保していたのに、債権保全とはいえ、20万のリベートでは当社と
しても資金繰りや支払いがまったく不可能です。甘い言葉と甘い考えで
相手を信用したのが愚かと言われてもしかたありませんが、本当に今情
けない思いです。当方が要求を出すと、それでは"取引を止める。"との
恫喝が帰ってきます。
破産するにしても、ウベカリシ利益の請求をA社に出来ないでしょうか。
A社の部長は当社が約束の内容を文書で要求したところ、"女々しい"後日
日を決めて再度確認の話し合いをしようとの電話でした。
以上の件よろしくご指示を出来るだけ早くお願いします。
●担当医所見● Yellow 先生
どうもAだのBだのCだのと出てくると、厄介極まりなくて頭が飛びそうで
す。ですが結論から言うと、この激裏クリニックでもよく出てくるので
すが、口約束では、何ともならないような感じです。
まして相談者の会社は不渡りを出しており、A社からすれば回収の危機。
取りあえず回収しようとA社の営業部長が思っても不思議はありません。
債権棚上げ、信用限度・・・・・不渡りを出した直後にこんな良い話が
あると思うのは不思議ではありますが、渡りに舟で信用してしまっても
仕方ないのかも知れません。
仮にA社から取り上げたにせよ、A社から債権回収の要求が来れば、あな
たの会社は倒産せざるを得ません。そのお金は債権者に回収されてしま
います。
相談の目的が、A社の一泡吹かせたいなら、早めに弁護士や裁判所に相談
の上、破産の手続き(色々パターンはありますが)をすべきでしょう。
そうすれば、A社がその利益を勝手に処分することを止めることは出来る
かもしれません。
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