案件名 2007/07/21 配信
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自己破産デメリット
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患者名 ハンドルなし 担当医 mica 先生
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●患者問診より●
お世話になります。いつも興味深く拝見しております。
早速ですが、相談があります。
私は現在、父の家業を継いだ兄の手伝いをしていますが、最近兄と不仲
になったため、身を引こうと思っています。
一人で借金がないのであれば身軽に退社出来るのですが、私には妻と子
供2人、そして住宅ローンの借金があります。
借入先は全額銀行で、家内は当然連帯保証人になっています。
もし会社を辞めれば、すぐに他の就職先が決まったとしても、収入の激
減は避けられず、家を手放さざるを得ません。
家を売るにしても、すぐに買い手が現れるとも限りませんし、自己破産
等しなければならないとすれば、自分と子供たちの将来を考えたときに、
リスクが大きすぎて、なかなか踏み出せません。
家を手放すのは仕方がないとして、どのような経過を経るのか、出来る
だけダメージが少ない方法があれば教えてください。
資産は家を除けば、自分名義の預金、家内名義の預金、子供名義の預金
がわずかですがあります。
どうか良い知恵をお貸しください。
よろしくお願いします。
●担当医所見● mica 先生
>もし会社を辞めれば、すぐに他の就職先が決まったとしても、収入の激
>減は避けられず、
クビだとか倒産ならまだしも、自己都合退職なわけですから、今より収
入を落とさないレベルの会社への再就職が決まってから退職しても遅く
ないのではないでしょうか。
生活のあてがないのに、速攻やめなければならない事情でもあるのでし
ょうか。
>自己破産等しなければならないとすれば、自分と子供たちの将来を考え
>たときに、リスクが大きすぎて、なかなか踏み出せません。
それなら会社を辞めなければいいのではないでしょうか。
会社を辞めるメリット → 兄との不和に悩まなくていい
会社を辞めるデメリット → 収入の激減、失業、自己破産
どう考えても会社をやめるデメリットの方が大きいと思います。
>どうか良い知恵をお貸しください。
会社を辞めないことです。
どうしても辞めざるをえない事情があるのならば、今まで通りの生活が
出来る給与が出るところを確保してから辞めることです。
これは世帯主としての義務です。
それが無理なら、奥様に話してパートででも働いてもらい、子供は保育
園か学童へ行かせ、学校はオール公立、高卒で就職してもらうことにな
り、習い事は一切なしとなってしまうと思います。
多重債務者が取る手段の一つに、個人再生というのがあります。
住宅ローンは今まで通り支払い、他から借りたカードだのサラ金だのの
一般債務だけ整理するという方法です。
ケースバイケースですが、一般債務は大幅に減額出来、住宅を手放さず、
整理出来るというメリットがあります。
個人再生という方法が一般に利用されているのも「普通に働いていれば
住宅ローンぐらいは払える」という常識があるからでしょう。
自己破産し、住宅ローンの支払い義務から逃れたとしても住むところは
必要なので、住宅費(家賃)は掛かります。
毎月何百万も住宅ローンを支払ってるのならともかく、通常住宅ローン
と家賃の差額はそう大して変わらないでしょう。
その差額くらいは奥様がパートに出る、相談者様が副業(バイト)する
なりして埋められる額なのではないでしょうか。
現実にリストラや給与激減で奥様がパートに出たり、ご主人が夜中ファ
ミレスやコンビニでバイトするケースは腐るほどあります。
何にしてもまず就職活動をして、現実を見ることから始めてください。
退職するやしないや、考えが甘すぎです。
どうしても今の会社がいやなのであれば、退職せずに勤務先へ向う途中
交通事故で死亡することです。
そうすれば団体信用保険で住宅ローンはチャラになりますし、労災や保
険金で遺族の生活費は有る程度確保されます。
世帯主ならばそこまで考えてもいいと思いますが、きついでしょうか。
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