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  since : 1996年07月
  update: 2008年12月03日
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    案件名                                           2008/02/25 配信
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    太る体質をなんとかしたい
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    患者名  ハンドルなし  担当医 スワチカ 先生 クリスチーネ剛田 先生
                                     ラン 先生    yuki 先生
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    ●患者問診より●

    いつもお世話になってます。

    私は食べれば食べるほど体重が増えて太ってしまう体質です。
    運動をしてもほとんど変化はなく、2日ほど断食をしてやっと体重に変化
    が出ます。
    でも、世の中には痩せの大食いと言われるギャル曽根のような人もいま
    すね。

    ギャル曽根ほどとは言いませんが、普通に1日3回の食事をして標準体型
    かそれ以下の細い体型になる方法があれば教えてください。 



    ●担当医所見●     スワチカ  先生

    今のように食事に飢えることが少ない時代(日本では)に生きる我々は、
    食事がまともに取れることの出来ない時代を生きてきた「肥える」能力
    を持った人類の子孫と言えます。

    ですから痩せることは自分の性質の逆の行為、大変難儀な話です。
    そして普通にしていても太りたくないというのは、なんとも心が太った
    話ですが・・・。

    まず運動してもほとんど変わらないというのは、食事をエネルギーに変
    える褐色脂肪細胞が少ない、または活動が鈍いと思われます。

    褐色脂肪細胞の量は思春期に決まってしまい、増やそうとしても手遅れ
    です。
    逆に食事をすっかり蓄え脂肪にする白色脂肪細胞は、年々増加して基本
    的に減りません。
    なので褐色脂肪細胞を活性化させ、代謝を活発にし脂肪を燃焼させれば
    良いのです。

    これは有酸素運動や無酸素運動で体が火照ったところに、褐色脂肪細胞
    の集中する部位(首、腋の下、肩甲骨周囲、他は臓器)を冷やし、熱を
    奪うことでさらに燃焼を促進させることで活性化します。

    通常に運動するより水泳がもっともカロリー消費が激しい理由に、全身
    運動であることは勿論ですが、この冷却効果があると思われます。

    またギャル曽根がどうか知りませんが、大食いで太らない人の多くは胃
    のせん妄が短く、体内に食物が留まる時間が短いので栄養を吸収しにく
    いそうです。(頻糞らしいです)

    これも体質のことなのでせん妄を短くするのは難しいでしょう。

    体質に関わらず、現在より太らなくするのににマリア・カラスのダイエ
    ット方法で有名なサナダ虫を飼うというものがありますが、日本のモノ
    では効果は薄いので、欧米のモノが良いと云われてます。

    しかし国内外共に入手は難しい上、病原菌の感染も恐ろしいので、非現
    実的ですね。


    >2日ほど断食をしてやっと体重に変化が出ます。

    私は修行の為に10日間野菜ジュースだけで過ごしたことがありますが、
    頭回らない上に体力もなくなり心も荒みます。
    断食は非日常的、刹那な方法ですので良くないですね。

    年齢を重ねると代謝が落ち、若い頃と同じ食事をとれば当然太ります。

    普通に1日3回の食事をして標準体型かそれ以下の細い体系になるならば、
    相談者の「普通の食事」の量をしっかり計算してみるのが一番良い方法
    だと思います。



    ●担当医所見●     クリスチーネ剛田  先生

    >運動をしてもほとんど変化は無く、2日ほど断食をしてやっと体重に変
    >化が出ます。

    この「運動」ってちょっと走ったとか泳いだだけとかではないでしょう
    か。

    思うに代謝が悪いので、運動しても減量しないのではないでしょうか。
    定期的な運動や食事を3ヶ月続けないと体質は変わらないですよ。

    断食も減量という意味での効果は疑問です。
    そりゃ食べなきゃ痩せますが、その後速攻でもとに戻ります。

    小〜中学生時代、身長150cmで体重60kg、小5で始めて付けたブラジャー
    がDカップだった私ですが、高校生で一念奮起して無茶苦茶なダイエット
    し、25kg痩せました。
    数kg戻りましたが標準体重です。

    10年以上たってますが維持、というかこの体形に落ち着きました。

    運動神経ゼロでズボラなため、ダイエット中〜維持期間中の2、3年はま
    めにスポクラに行ってましたが、ここ数年は定期的な運動はしていませ
    ん。

    しかし私は潰瘍性大腸炎という病気でして、デブに戻らないのは「親類
    家族にデブがいない」「酒が飲めない」「病気」という環境によるもの
    でしょう。


    >でも、世の中には痩せの大食いと言われるギャル曽根のような人もいま
    >すね。

    ギャル曽根はふつうの人の何倍ものビフィズス菌が腸にいる特異体質だ
    とテレビでやってましたよ。
    やせの大食いの人は胃下垂ではないでしょうか。

    ちなみにバセドウシ病も、代謝に異常がある病気なので、痩せの大食い
    になります。

    といっても胃下垂、バセドウシ病、潰瘍性大腸炎になれ、というわけに
    はいきませんから、ひとまず代謝を良くするため3ヶ月間、週3回スポー
    ツクラブに通ってみてはいかがでしょう。

    それでも痩せないのなら「普通の食事」が普通でなかったりします。
    お酒もカロリーが高いです。

    スポクラ、コ●ミスポーツ(旧エグザス)には栄養指導をしてくれる栄
    養士さんがいますよ。
    ダイエットに王道なしです。



    ●担当医所見●     ラン  先生

    ランは身長158cm、体重38s、BMI指数15.2の痩せでございます。

    一番太っている時でも42sでした。

    御飯は人並みに食べますが、食事を抜くとすぐに体重が減ってしまいま
    すし、カロリーの低い物ばかり食べていてもすぐに体重が減ってしまい
    ます。

    なので、

    1.カロリーの低い物ばかり食べる
    2.ご飯はお粥にする
    3.食物繊維をたくさん摂り、便秘に気を付ける
    4.適度な運動をする
    5.恋をする

    の5点でしょうか。

    しかしあまりに痩せ過ぎると、抵抗力がないようで病気になりやすいよ
    うな気もします。

    「痩せていて羨ましい」とも言われますが、見た感じも貧弱で、おばさ
    ん達に「御飯ちゃんと食べてる」と心配されたりもします。

    ほどほどが一番ですよね。



    ●担当医所見●     yuki  先生

    よく「太りやすい人」と「太りにくい人」とを、遺伝や体質だけを理由
    にされがちですが、それだけではない部分があると思います。

    生活習慣を改善するポイントさえ押さえておけば、食べながら痩せるの
    は、そう大変なことではありません。

    まず、「2日ほど断食をした」とありますが、断食は普段しなれていない
    場合は危険です。その後の消化吸収率が上がり、断食前よりも太りやす
    くなってしまいます。

    また、人間の体は原因が結果になるまで時間がかかります。食事や運動
    に気を配り始めてすぐ痩せるのではなく、しばらく経過してから「痩せ
    た?」と誰かに指摘されたりするものです。

    太るのにも、痩せるのにも、必ずタイムラグがあります。
    どれだけの時間をかけて太ったのかを考えてみても、それだけの時間を
    かけて、コツコツと脂肪をつけてきたのですから、痩せるのにもそれな
    りの時間が必要なのは当然です。

    「2日ほど断食」と同様に「***しか食べない」というダイエットがよく
    ありますが、これも危険です。

    確かに効果は出やすいのですが、それを止めた時に高確率で激しいリバ
    ウンドが起こります。
    極端なものは反動が大きいので、注意が必要です。

    「太りやすい人」から「太りにくい人」へ変わるための改善ポイントを
    以下に私なりにまとめてみます。


    【食事の改善ポイント】

    [1]普段の飲み物
    ジュース等(糖が入っているもの)を頻繁に飲んでいる場合、それをお
    茶か水に変えます。

    もし当たり前の様にジュースを飲んでいるのなら、それを変えるだけで
    体型は変わります。

    喉が渇いたら、とりあえず水、もしくはお茶を飲む様にします。
    お茶はノンカロリーですし、用途も様々です。
    例えば、美肌のルイボスティー、脂肪燃焼のプーアル茶、杜仲茶、うこ
    ん茶等、色々あって飽きません。

    水分をたくさんとれば、むくみもなくなり、脂肪がつきにくい体になり
    ます。


    [2]炭水化物の量

    ご存知だとは思いますが、炭水化物を過食すると太ります。

    ○○丼、ラーメン、パスタ、カレー等、その料理一品だけで食事が済ん
    でしまうようなメニューは太ります。

    そういったメニューを一切食べないのは寂しいので、回数を減らしてみ
    ましょう。

    また普段の食事で、炭水化物の量が「朝>昼>夜」になるように心がけ
    ます。

    炭水化物はエネルギーだけでなく水分も一緒に体にためこみますので、
    むくみやすくもなります。

    炭水化物の摂取量が少しでも減ると、以前よりも体に水分がたまりにく
    くなります。
    これはトイレの回数が増えるので、実感出来ます。


    [3]炭水化物の種類

    炭水化物の中でも、白米は消化吸収がかなり速い部類になります。

    さつまいも、発芽玄米、胚芽米等は、食物繊維が多く、少量ずつ体にエ
    ネルギーを供給しますので、たまに白米の代わりにこれらを食べるよう
    にしてもいいと思います。

    血糖値が安定して、太りにくい体になります。
    白米より危険な炭水化物は、ケーキや菓子パン等です。

    これらは一気にエネルギーを供給し、すぐ途絶えます。
    それだけお腹が空きやすく、太りやすくもあります。
    腹持ちの良さも重要です。


    [4]炭水化物の前にサラダ等を食べる

    お腹が空いている時に白米から食べ始めると、食べ過ぎてしまうことが
    あります。

    早い時間帯ならまだしも、遅い時間帯での炭水化物の食べ過ぎは、体脂
    肪に直結します。

    先にサラダを食べたりスープを飲んだりして、空腹を落ち着かせてから、
    炭水化物や主役のおかずに移りましょう。
    時間をかけて食べているうちに、いつのまにか満腹になって自然に食事
    の量が減ります。

    また、野菜の作用は重要です。
    例えばブロッコリーは、脂肪を付きやすくするホルモンの働きを妨げま
    すし、キャベツは油の吸収を妨げます。
    アスパラガスは利尿作用があります。
    外食や油っぽい食事の時には、こういった作用のある野菜を組み合わせ
    て食べると良いですね。


    [5]よく噛んでゆっくり食べる

    たくさん食べられるというのは、スピードありきです。
    一気に食べるからこそ出来る技です。少しずつゆっくり食べるように心
    がけてみてください。意外と入りませんから。
    一気に食べる行為は、大量を食べ過ぎるだけでなく、インシュリンも多
    く分泌させてしまいます。
    その分、体脂肪が蓄積されやすい体になります。
    ゆっくり食べてインシュリンの過剰分泌を抑えれば、その分太りにくい
    体になります。

    何をおいても、よく噛むことが大切です。
    この食習慣を身につけられれば、生涯にわたってスマートでいられると
    思います。
    よく噛む事は胃腸の消化を助けるだけでなく、その間に満腹中枢を刺激
    させるので少食でいられます。


    [6]ひとくちを少なく食べる

    箸で運ぶ時、一口分を少量にして運び、口にふくみます。
    スプーンを使う食事でもスプーンを小さなものに変え、同様に少量を口
    にふくみます。これで、自然と今まで以上食事時間がかかります。



    【生活の改善ポイント】

    [1]朝起きたらすぐ行動(朝の運動は効果的)

    起床後すぐに体に刺激を与えることは、とても有効です。
    それだけ脂肪が使われやすいためです。
    睡眠中、体の代謝は下がっていますので、起床直後は最低の状態です。

    通常、そこからだんだん上がっていくわけですが、朝起きてすぐ運動を
    すると強制的に代謝を上げることが出来ます。
    起きてからぐうたらする習慣がある場合、これを治すだけで脂肪がつき
    にくい体になります。


    [2]空腹の状態でたくさん寝る

    睡眠時間を十分とることは大切です。
    簡単に言えば、寝ている間は何も食べることが出来ません。

    また空腹で睡眠をとると、翌朝快便になります。
    これは、体が消化吸収の作業を終えて、排泄の作業に力を注ぐためです。
    快便になると、むくみもなくなり顔や体がスッキリします。

    夕飯を腹8分目にして小腹が空いてきたら寝る習慣を身に着けましょう。


    以上ですが、どれもそう大変なことではありません。
    またこの通りに実行出来なくても、気をつけながら生活するだけで、変
    わってくると思います。

    生きている限り、食事をしていくわけですから、健康のためにも取り入
    れてみることをオススメします。



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