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案件名 2008/03/12 配信
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両親の不動産を売却する際にローンを踏み倒したい
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患者名 田中 担当医 mica 先生 M3SMG 先生
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●患者問診より●
お世話になります。
今回ご相談差し上げたい点は、両親の不動産についてです。
【現在の具体的な状況】
5月に両親と新居で同居をするにあたり、4月頃、現在両親が住んでいる
家を買取業者に売却することになりました。
新居といっても全て私名義ですので、両親の新居に対する資金負担は一
切ありません。
5月頃に残金決済・抹消・登記移転した後は、賃貸借契約を結び、毎月の
家賃といった具合でお金をいただこうと思っています。
【抱えてる問題/困っている事】
さて、私の両親は今の家の住宅ローン残高が、大よそ1,050万円あります。
知り合いの不動産買取業者に、550〜600万円で買取っていただくことで
大方話はまとまっているのですが(契約の締結はまだです)、その際に
発生する450〜500万円と、抵当権の抹消費用が非常に無駄に感じてしま
います。
しかも両親は現在闘病中のため、その不足した売却損は全て私が負担す
ることになっています。
父は62歳でまだ勤め人で、年金を受け取るのは65歳からです。
母は52歳ですが、闘病中でまともに働くことは出来ず、今後も仕事はし
ません。
【何を聞きたいのか】
今後両親がローン(カードローン・クレジット・オートローン・住宅ロ
ーン)を組むことはまずありません。
私が資金を排出することなく、かつ効率良く踏み倒せる方法はないでし
ょうか。
また、その際に、今後同居するにあたり何か我々に被害が及ぶことはあ
りますでしょうか。
両親に対しても同様です。
不動産は、現段階では正当に売買する予定です。
ややこしい話でお手数お掛けいたしますが、何卒お力添えをお願い致し
ます。
●担当医所見● mica 先生
名義はお父様名義なんですよね。
また働いていらっしゃるということで、年収の額によっては不可になり
ますが、普通に任意売却して自己破産するというのは駄目でしょうか。
相談者様に不利益も出ず、住宅ローンからは解放されてサッパリすると
思います。
>今後両親がローン(カードローン・クレジット・オートローン・住宅ロ
>ーン)を組むことはまずありません。
破産以前に年齢的に組みたくても組めないでしょう。
>私が資金を排出することなく、かつ効率良く踏み倒せる方法はないでし
>ょうか。
自己破産にかかる費用以外は必要ありません。
>父は62歳でまだ勤め人で、年金を受け取るのは65歳からです。
自己破産をしても年金は支給されます。
>不動産は、現段階では正当に売買する予定です。
住宅ローンの残っている物件の場合、抵当権を消してからしか売却出来
ません。
抵当権を消すには残債を払わなければならないのですが、この辺はどう
いった計画になっているのでしょうか。
今から準備して任意売却、自己破産が一番確実だと思います。
●担当医所見● M3SMG 先生
>父は62歳でまだ勤め人で、年金を受け取るのは65歳からです。
自己破産をしても年金は支給されます。
国の年金(厚生年金)でなく企業年金であっても、自己破産しても年金
が支給されます。
代表的な企業年金として、下記のものがあります。
「確定給付企業年金」→確定給付企業年金法第34条
「確定拠出年金(企業型)」→確定拠出年金法第32条
「厚生年金基金」→厚生年金保険法第136条の準用規定で第41条第1項
年金の受給権がある場合でも、自己破産による差押えは出来ないことに
なっています。
国の年金(厚生年金)以外にも企業年金に加入していれば、参考までに
どうぞ。
企業年金の制度(企業年金連合会)
http://www.pfa.or.jp/chuto/shoukai/index.html
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