この植物については、多くのドラッグ関係誌で取り上げられている為、
ご存知の方も多いと思います。
しかし、同時に副作用も多く、1度試したらもう2度と手をだそうとはし
なくなるケースが殆どだと聞きます。
これは、実は大きな誤りであり、また大きな損失でもあります。
ダチュラの譫妄、記憶喪失といった特徴は、自分の考えを有利に容易に
達成させるために使うべきものだからです。その為には、単に種子を砕
いたものではなく、もっと高度に精製してある事が必要です。
ダチュラアルカロイドとして抽出するのは、「アトロピン」「スポコラ
ミン」「ヒヨスチアミン」という3種類の麻薬成分です。
譫妄は、この3つがバランスよくかみ合った時のみ発現するようで、この
うちひとつでも反応が十分でなかった場合、その精製は完全とはいえま
せん。
従って、全ての反応過程では十分に注意をする必要があります。
用意するもの
・pH試験紙(数値を確認する参照表のついているもの)
・ダチュラ種子
・酢酸(お酢)
・水酸化アンモニウム
・ナフサ(ライターオイル)
・鍋
・簡単な実験機材一式
※水酸化アンモニウムが手に入らない場合は、住宅用の粒状クレンザー
(塩基)を高濃度に水に薄めて代用する
1.まずダチュラ種子を胡椒をする道具などで可能な限り細かく砕きます。
2.これに水と酢酸を加えて、pHを5程度にまで酸化させます。塩酸や硫
酸は強力すぎるので用いる必要はありません。これ以上下げても、後
で苦労するだけで意味がないので注意します。
3.よく反応させるためには鍋に蓋をして、一晩以上煮込みます。この時、
中身が蒸発してしまうと失敗なので弱火にしておきます。
4.アルカロイドは溶液中に溶け出します。
反応が終わったら・・・
5.濾紙やコーヒーフィルターで濾過して、残骸は捨ててしまいます。
残骸や煮込む際に出る異臭について、周囲に不信に思われたくない場
合は、対策を講じましょう。
6.次に溶液から不要な油脂分を排除します。
7.脱脂溶剤としてのナフサを10%程度加えて、よくかき回し、スポイト
や分液漏斗を用いてナフサを再び切り離します。ナフサは溶液よりも
比重が軽い為、放置しておくとすぐにサラダドレッシングのように上
に浮いてくるのですぐにわかります。しかし、代用として塩化メチレ
ンなどを利用した場合は、この逆で下に沈みます。
8.3つめの段階では、いよいよアルカロイドを抽出します。
方法としては酸と塩基の反応時に「鉤外し」(特殊な化学反応)を起
こしてフリーベース(純化した麻薬)として抽出し得る状態に持って
いきます。微妙な反応なので、水酸化アンモニウムがあれば、それに
こした事はありません。
9.酸性の溶液に塩基(水酸化アンモニウムなど)をゆっくりと加えてい
って、pHを9か10にまで変化させます。ここで一気に変化させてしま
うと十分に反応しない事があるので好ましくありません。
10.あとは溶液からアルカロイドを取り出すだけです。この時は、先ほど
用いたナフサを、今度は有機溶剤として用います。
11.用途が異なるだけなので、同じ物を使えば良いです。10%程度溶液に
加えて、よく振ってスポイトなどで取り出し、皿やシャーレなどに注
いで自然気化を待ちます。
アルカロイドの全ての分子が溶剤と確実に接触するようにする為には、
1週間かかります。1日に2日はよく振り、同じ事を3、4回はするので、こ
れだけでも1ヶ月かかります。
完成した残留物の中には、目的の3つのアルカロイドが高濃度に含まれて
います。
紹介した方法を理解し、ある程度の知識があれば、薬剤師を説得して、
堂々とクロロホルムを手にする事も可能です。
クロロホルムは犯罪の小道具として特に優秀なためすんなりとはいきま
せんが、脱脂溶剤、有機溶剤としての必要性を説けば、不可能な事では
ありません。
もちろん、他の用品の購入と同時に話しを待ちかけ信頼させる事や、普
段からの友好関係は重要なポイントです。可能性は低いかもしれません
が、犯罪ではない以上何度でもできますし、私は約40%の確率で成功さ
せることができました。
ダチュラは、クロロホルムと同様に、非常に面白い性質を持っています。
中世ヨーロッパでは殺し屋や売春宿のオーナー、魔女などが利用したと
されているこの植物は何と言っても合法です。
これだけの効果が何の規制もなく得られるのは法の穴としか考えられま
せん。法の脅威が無いとなれば利用しない手はありませんよね。
1997/04/29 配信
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