今回、お話しするのはいわゆるピッキングの話です。
まぁ、南京錠程度の錠前だったらピッキングなどせずとも、その辺のワ
イヤーカッターを使えば、簡単に破壊出来るので良いのですが、この方
法だと強引に突破したのが当然バレバレになります。
それがマズい状況というのもあると思うので、簡単に開く南京錠を紹介
しようと思います。
通常、ピッキングはテンションレンチと呼ばれるシリンダーに回転圧力
をかける(シリンダーを回転させて内鍵と外鍵をずらす)ものと、内部
をがりがりするピック数種類を使ってやるものですが、そんな小難しい
ことをしなくてもヘアピン1本で簡単に開いてしまう南京錠があります。
具体的には「ALPHA社の20mm、25mm」の南京錠です。
ALPHA社の南京錠は前面に楕円形にALPHAと書かれている非常によく目に
するタイプの錠でわかりやすいと思います。裏側を見れば、サイズが書
いてあります。要するに1番小さいサイズの錠とその次のサイズの錠とい
うことです。
具体的にどうやって開けるかというと、「錠前の内部の動く金属部分
(鍵山が当たる部分)を上にして開いたヘアピンをつっこむ」→「その
動く部分を押し上げつつ奥まで入れる」→「奥の方を引っかけるように
して、こする」 これだけで開いてしまいます。
コツがわかれば、誰でも簡単に開けてしまうので今、このタイプの南京
錠を使っている人は、別の錠前に変えた方がいいです。
また、サイズのあまり大きくない南京錠は同じようなテクニックで開く
ものも意外と存在します。試してみる価値はあるでしょう。
ただ、HIT社の鍵はこのテクニックでは開かないと思います。
また、開くタイプの錠でも、内部の劣化具合などによっては開かない時
もあります。普通の合い鍵で開けようとしてもなかなか開かない錠なん
かはピッキングでも開けにくいのは、ある意味当たり前ですが。
ちなみに、そんなときはロックが解除されたな、という瞬間(何度もや
ってるとわかるようになります。)に引っ張ってみると開いたりします。
ロックが解除された時にバネの力でがちゃっと開いているわけで、そこ
のバネがさびてたりすると弾性を失っていて思うように開いてくれない
ので。
この他の南京錠でも、大抵のものはちょっとピッキングを覚えれば簡単
に開きます。所詮、南京錠のセキュリティなどたいしたことがないので
信用はしない方がいいです。
2001/12/17 配信
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