先日、自分が被害にあった金融詐欺の手口について報告いたします。
これは、いわゆる闇金業者による振り込め詐欺の一種です。
まず、この闇金業者は貸金業者登録はしているものの、すでに営業をし
ていないところを探します。恐らく、登録されている営業時間外に電話
をかけるか、近隣であれば、その営業所に行って、営業の有無を確認し
ます。営業していなければ、電話で「現在使われておりません。」のメ
ッセージが流れますので、これで判断できます。
次に、廃業した貸金業者が、以下等の貸金業登録業検索サイトにて抹消
されていないかを確認します。
http://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php
ここで、ポイントとなるのは、このような検索サイトがリアルタイムに
更新されていないということです。
この手口で抹消されていない廃業した業者になりすまし、インターネッ
ト等に広告を出します。広告には、お申し込み窓口専用などとして、別
の電話番号をのせて、さもそこの業者のふりをして応対します。
そして、申し込みがあったものに対して、即日融資OKの返事を行って、
仮の契約書をFAXなどで送ります。
その後、「あなたへの融資について身元確認をします。」「提携する業
者へ融資の申し込みをしてほしいです。」「すでにあなたのことは当社
より提携先の上のものに話を通してあるので、申し込みが出来る様にな
っています。」などと言って、大手3社に申し込みをさせます。
この時にも、FAX等で「身元確認の為に申し込みをしてもらいますが、融
資が決まり次第返金します。」という旨を記した書類を送ります。
ここで、運良く(?)大手より申し込みが出来たら、確認の意味で一旦
この闇金に金を振り込む様に指示を出します。
自分は、親族に金融事故を起こした者がいて、大手からの融資は受けら
れませんでしたが、もし融資を受けることが出来ていれば、ここで持ち
逃げされていたと思います。
その後、闇金業者に融資できなかったことを伝えると、今度は「信用機
関より融資待ったという指示が出ています。」「当社では、あなたへの
融資はすでに決定していますが、信用機関のOKがないと勝手に融資をす
ることが出来ません。」「融資にあたって、この信用機関に保証金を振
り込んで欲しいです。」との内容を告げられて、またもやFAXで覚書なる
書類を送りつけます。(覚書の内容は、3ヶ月返済が滞らなければ、保証
金は返済するとの内容のでした。)
振り込んだ事を告げると、相手は融資が決定した時の振込先を聞きます
が、ここまで来れば、あとは振り込まれた金を引き出しフェードアウト
するだけです。
自分はまんまと書類に騙されてしまって、指定の口座(当然信用機関の
役員という名目の架空の個人名の口座)へ振り込んでしまいました。
その後、当然融資は行われはしないものの、電話をこちらからかけると
きちんと応対しました。何度か電話をすると「11月2日に融資が決定しま
した。」と伝えられて、安心しましたが、念の為10月31日に電話をした
時には、電話線を抜いて話中の状態にしているようで、繋がりませんで
した。
ここで、やっと自分も詐欺に気付く有様でした。
2005/11/22 配信
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