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「読者プレゼント」というものは、ほとんどの雑誌にあります。
これが普通の懸賞と違う点は、雑誌に付いている応募ハガキか、もしく
は応募券を貼って出さないといけないという点です。
少し専門的になりますが、「景品表示法」というものが公正取引委員会
より定められています。正式には「不当景品類及び不当表示防止法」と
いいます。
この中の「過大な景品類の提供の規制」では、高額景品付きでの販売を
禁止していて、景品総額の上限は「取引価格の20倍」と決められていま
す。(取引価格とは、商品の価格のことです。)
雑誌の懸賞にもこれは適用されます。
例えば、300円(税込)の雑誌の場合、景品総額の上限は300円の20倍で
[300円×20=6,000円]です。
なので、300円の雑誌で6,000円以上の景品総額を提供したら違反行為と
なります。
また、「読者アンケート」という形の場合、景品総額の上限は30,000円
と決められています。(裏技的に、「読者モニター」という形を取って
いる出版社がありますが、この場合は微妙です。)
※景品の商品価格が明記されていない場合は、一般消費者が購入する際
に必要な額、つまり店の店頭価格ということになります。
意外と、この「景品表示法(過大な景品類の提供の規制)」を守ってい
ない出版社が多く、本の定価が安いのに高額な景品(読者プレゼント)
を出していたり、アンケート形式で30,000円以上の景品を出している事
があります。
そんな雑誌を見つけたら、上記の旨を応募ハガキに書いて送ってみまし
ょう。何故か景品が送られてきます。
--------------------------- 補足情報 ----------------------------
私は、元雑誌編集者で、プレゼントや読者コーナーがらみの担当でした。
情報を読んで、苦笑いを禁じ得ませんでした。とても痛痒いです。
実際のところ(少なくとも私のいた雑誌編集部では)、情報のとおり、
景品表示法なんてものは、ろくに知りません&気に留めちゃいません。
現場担当者レベルの編集者は全く知らないか、「何かの決まりがあるら
しい」程度の認識です。
プレゼントを用意するというのは、とても面倒で大変です。金額がどう
こうなんて、全く気にしていません。読者モニターも読者アンケートで
も同じです。
逆に、誌面と関連してネジこまれる事もあります。勿論その時に「景品
表示法の関係で・・・」なんてことにはならず、黙ったままヤルしかな
いケースが多いです。
実際に私は、「読者プレゼント」で「過大な景品類提供の規制」に明ら
かにひっかかる景品を扱っていました。
「プレゼントを用意するというのは、とても面倒で大変だ」と書きまし
たが、「全てが全て抽選の景品」とも限りません。
しょぼかったり、ツボを外したりして、応募がほとんど来ない事もあり
ました。(雑誌の販売部数とか内容によるとも思いますが。)
専門性の高い雑誌(特に技術関係)でソフトウェアが景品になっている
場合、応募が少ない事がよくあります。(AdobeやMacromedia等)
ソフトを既に持っていたり、自分のジャンルや方向性が少しでも合わな
ければ欲しくないのか・・。なので、「玄人」が読んでいそうな雑誌は
狙い目です。
そういう場合、プレゼントの提供者(社)には勿論報告しませんが、担
当者は微妙な汗が流れます。
よく「アンケートに回答いただいた方の中から毎月**名様に***をプレゼ
ント!」なんて文句がありますが、こういうのは本当にプレゼントを出
してるかどうか、怪しさ満点です。私自身、この手の告知も「アンケー
トフォームからプレゼント」の実態がないモノをいくつも手がけました。
(有名企業でも悪悪びれず行っています。)
(投稿情報より)
2007/10/22 PU 追加
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