今回はジャンボジェット機でハイジャックに遭ったり墜落したりした際
に、もっとも助かりやすい座席位置をお教えします。
それは、「尾翼側の席」です。
理由は以下のものが挙げられます。
1.機首側は追突や失速の際、真っ先に破壊される部分ですが、尾翼側は
構造上最も頑丈で、一番最後に壊れます。
2.離着陸に失敗したときは尾翼側が地面に接触しますが、尾翼側が完全
に破壊される前に胴体が接触し始めます。
3.テロ等で一番狙われるのは、燃料タンクが近く、構造上最も壊れやす
い主翼側の席です。
4.ハイジャックされた場合、機首側は犯人に真っ先に占拠されます。
機首側に座っていると、この時犯人のご機嫌を損ねて殺されたり、人
質にされることがあります。
5.飛行中止むをえず機外に出る場合、胴体の下に主翼がある飛行機(低
翼機)だと、機首側から出ると主翼にはねられることがあります。
軍隊の空挺部隊も尾翼のハッチから飛びますし、スカイダイビングも
ほとんど胴体の上に主翼があるもの(セスナのような)から飛びます。
6.飛行機の事故の写真を見るとよく分かりますが、大抵は尾翼は被害が
少ないです。
そのため、いわゆるブラックボックスと言われるフライトレコーダ類
も、尾翼に設置してあります。
7.非常口が近く、最後部の席だとすぐ後ろに非常口があることが多いで
す。
主翼側の席だと非常口が遠い上に、ほぼ確実に順番待ちになります。
主翼の上に出られる場合もありますが、主翼で火災が発生している場
合は出られなくなります。
このような理由から尾翼がもっとも安全と言えます。
飛行機の事故は少なくなっていますが、ハイジャックやテロの可能性は
まだあるでしょう。
「落ちないから大丈夫」ではなく「落とされても大丈夫」と言えるよう
にしておきましょう。
2008/06/30 PU 追加
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